アンパンマンのマーチ

 別府に来て一週間。車生活。
ラジオで、やなせたかしの過去のインタビューが流れてた。
すごく心に響いたので、記録。


彼は若い頃は戦争に行っていて、弟を亡くしてる。

「中国人を救おう」と正義を持って戦争にいったけど、実際はひどいことばかりしていた。
正義なんて本当はなくって、本当の正義は飢えてる人に食べ物をあげること。それは、その人の命を応援すること。だから、自分の顔を人にあげるアンパンマンを描いた。

アンパンマンのマーチ。
アンパンマンのマーチの歌詞が、やっと私に届いた。
「幼児は、難しい言葉も簡単な言葉も分からない。だからこそ、難しい言葉をぶつける。もちろん子供はそれを理解していないけど、いつか大人になった時、ああこういう意味だったんだって気付ける時がくる。それが、成長したということ。」

私、大人になったんだ。改めて歌を聞いて、すごく心に沁みて泣けた。
やなせさんの想いが伝わってきたし、それはここ数年私が向き合ってきたことだった。
というか、みんなの人生のテーマなんだと思う。
それと向き合ってきたからこそ、私は今別府にいる。





そうだうれしいんだ
生きるよろこび
たとえ胸の傷がいたんでも

なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ!

今を生きることで
熱いこころ燃える
だから君はいくんだ
ほほえんで

そうだうれしいんだ
生きるよろこび
たとえ胸の傷がいたんでも

ああアンパンマン
やさしい君は
いけ!みんなの夢まもるため

なにが君のしあわせ
なにをしてよろこぶ
わからないままおわる
そんなのはいやだ!

忘れないで夢を
こぼさないで涙
だから君はとぶんだ
どこまでも

そうだおそれないで
みんなのために
愛と勇気だけがともだちさ
ああアンパンマン
やさしい君は
いけ!みんな夢まもるため

時ははやくすぎる
光る星は消える
だから君はいくんだ
ほほえんで

そうだうれしいんだ
生きるよろこび
たとえどんな敵があいてでも
ああアンパンマン
やさしい君は
いけ!みんなの夢まもるため


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