小さい世界で生きること




久しぶりのブログ。

最近全然日記を書いていない。
というのも、悩むことがあんまりないのだ。

目の前の、日々の生活を心地よく生きられている。
最近というと、素敵な野菜屋さんで働き始めた。これが本当に私に合っている。





季節の野菜が可愛すぎる。
野菜のことを学べるし、この野菜たちを美味しく食べたいと思って、毎日の食事への姿勢が変わった。
季節の野菜を、ゆっくり、シンプルに食べる。質素な食事ほど、豊かだと思うようになった。






そのほか、日々の生活の中に楽しいことがたくさんある。
ぬか床を始めた。ぬか床を毎日回して、好きな野菜を入れるのが楽しい。
お味噌汁を作る。洗濯物を干す。
刺繍をする。最近はかぎ編みも始めて、ラグを作ってる(めっちゃ大作になりそう)。
もちろんYouTubeも見るよ。

栗の渋皮煮を作る。干し柿を作る。金木犀のシロップを作る。
1年前から色んなチンキ(植物のアルコール漬け)を作り始めて、今はそれで化粧水を作ってる。
枇杷の葉、オリーブの葉、ドクダミの花、柿の葉、よもぎ、柚子の種、、、
もうすぐ花梨が出てくるから、花梨のチンキも作りたい。



渋皮煮。まあまあうまくできた。


ぬか漬け。楽しすぎるのだ。お気に入りは菊芋。


初めて干し柿作った。
完全に乾く前に食べちゃったけど、マジで美味しかった。
「和菓子の甘さは干し柿をもって最上とする」と言われるのが分かる。





そう、本当に毎日が楽しいのだ。

私は今、小さな世界で生きてる。






今までは、小さい世界で生きることについて、もっと軽く見ていた。

大きな夢を持ち、そこに向かって行動することが「生きる」ことだと思っていた。
社会を変えることに向かって生きることが「正解」みたいな。

目の前の現実をただ生きることは、ある意味諦めた人だと思ってた。
(もしかしたら、私はある意味何かを諦めたのかもしれない。)

でも、今、私は日々の生活が楽しい。
だから、日記も特に書くことがない。笑

(今この生活を正当化したいだけなのかもしれないけど、)
目の前の日々を小さく生きることにこそ、真理が隠れている。そんな気もしている。




「こんなんでいいんだろうか? もっと ”ちゃんと” した方がいいんじゃないか、、?」
って思う瞬間もあるけど、しばらく考えるとやっぱり戻ってこられる。

これでいいんだ。





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