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入籍もしていない。一緒に住んでもいない。指輪もない。新婚旅行もしていない。

  私とパートナーは、事実婚という形を取っている。 去年の8月にプロポーズされた。 その時は、「結婚する」=「入籍する」という前提で。 それまでは、ずっとプロポーズしてほしかった。「いつになったら言ってくれるのよ!?」って思ってた。 でもいざプロポーズされてみると、私が欲しかったのは「入籍」ではなく、「彼の覚悟を実感すること」だったと気付いた。 だから、プロポーズされた時点で満たされてしまって、「え、事実婚でいい?」と私から提案した(自分勝手~~~~!笑) ちなみに彼も、元々は「入籍」というシステムに疑問を持っていたけど、私が「入籍」にこだわっていそうだったので考え直してくれ、「入籍」を前提としたプロポーズをしてくれた。 なのに今度は事実婚を提案され、「俺ずっとそうやって言ってたよね!?」と言いつつ、この状況を受け入れてくれる彼に謝謝、、、。 別に指輪は要らなかったので、なし。彼が忙しすぎるので新婚旅行もしていない。 自分の両親に挨拶に行き、事実婚のことを伝えると「口約束がいいよ~~」と母。めちゃめちゃこっち側でびっくりした笑 私は別府住み。彼は東京。事実婚&別居婚。 1年経った今になって、ふとこの関係性について考えた。 入籍もしていない。一緒に住んでもいない。指輪もない。新婚旅行もしていない。 じゃあ、私たちを繋ぐものはなに? それは、「互いに『人生のパートナーである』と認識していること」だけ。 誰も証明できない、漠然としたフワフワのもの。 それだけが私たちを繋いでいる。離れようと思ったらすぐに離れられる関係。 でもだからこそ、関係が保たれていることの重みがある。緊張感のある関係性。 これも、私が事実婚を提案した理由の一つだった。 あくまで私の主観だけど、「入籍」という公的で客観的な繋がりができることで、関係性を保つ努力をしなくなっちゃうんじゃないか。2人がどんな良くない関係でも、(公的に離婚しない限り)関係が切れることはない訳だから、二人の関係性が淀んじゃうんじゃないか。そんな気がして、事実婚を提案した。 いつ離れていくか分からない関係性だからこそ、お互いに向き合おうとする。 (客観的には)細くて頼りない関係性だからこそ、保とうと努力する。 その方が自然で、健康的な姿かなって思った。 (あとは普通に、「入籍!!」って、お互いに首輪をかけるような感覚もあり...

仕切り手提げかご

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 2年生の第二課題。 テーマは、「八つ目編みを用いた四角い籠」 私は「仕切り手提げかご」をつくりました。 ------------------------ ●商品について このかごの最大の特徴は、 2つの小さなかごをくっつけて、1つの大きなかごになっていることです。 これにより中央に仕切りができ、入れるものを分類・整理することができます。 底には鋲が取り付けてあるので、かご本体が地面に接することはなく、 アスファルトやお店の床など、気にせず置いて使えるようにしました。 サイズは、M・Lの2種類あります。 Mは、普段のちょっとしたお出かけやお散歩に。 冷たい飲み物を右に、革の財布や本を左に入れれば、 結露の水滴が付くことはありません。 Lは、スーパーへのお買い物や、ピクニックに。 一般的なお弁当が入るサイズになっています。 また、右にトイレットペーパー、左に洗濯洗剤など、 洗面台周り・キッチン周りの収納にも活躍しそうです。 --------------------- ●なぜこれをつくったのか 私自身、ものが整理されている状態が好きで、 部屋の中、竹の道具箱の中、頭の中も常に整理された状態でありたいと思っています。 逆に言うと、ごちゃごちゃしている状態にストレスを感じてしまいます。 布製のかばんは、持ち歩いていると中身がごちゃごちゃになってしまいますよね。 また、水筒など背の高いものを入れると倒れてしまうのもストレスでした。 仕切りがあれば、入れるものを分類できるし、背の高いものも倒れにくい。 そういう背景で、このかごを作りました。 「ものも気分も整う」 ものも整理され、気分もスッキリ。 このかごを使って、日々のちょっとした嬉しい瞬間が少しでも増えたらいいなと思います。 -------------------- ●サイズ 幅×高さ(持ち手までの高さ)×奥行 (mm) 【M】300×160(280)×185 【L】360×200(350)×220 お問い合わせは、DMまたはメールにてお願いいたします。

導こうとすること=エゴ

あの人は絶対損してる。 考え方が幼稚すぎる。人間的な器が小さすぎる。 自己肯定感が低くて、他人とのコミュニケーションがうまくできてない。 掴めるチャンスも逃してる。いや、自ら手放してる。 -------- ある人のことを、そう思った。 仲が良かった人だったけど、ある事をきっかけに私に対する態度がガラッと変わってしまった。 めちゃくちゃショックで、その対応の幼稚さに、引いた。正直。 -------- ショックや怒りが収まると、「可哀そう」という気持ちになっていった。 「どういう背景で、ああいう人間性になったんだろう」 「どんな経験やトラウマがあるんだろう」 「今までも、こうやって人を遠ざけてきたのかな」 「絶対損してる」 私がもうこれ以上歩み寄る余地はない。必要性もない。 だけど、、、、 ---------- 私の中には昔から、「完璧な人格者」がいる。 「もし完璧な人格者なら、、、」 「ブッダなら、、、」 「キリストなら、、、」 「完璧な人格者」なら、もっとその人に歩み寄るのかな。 彼女の孤独を察し、慮って、一緒にトラウマに向き合い、 彼女の成長を促すのだろうか。 そこまでやるのが人格者なのだろうか、、、。 でもやりたいと思わない。 そこまで自己犠牲できない。 ------- そんな一連の悩みをある人に相談した。 「それは、花ちゃんのエゴだよ。」 え、、、 「それは、相手をコントロールしようとしているってことだから。相手を自分の思い通りに動かそうとすることはエゴ」 え、そうなの? たしかに、、、、たしかに。 「悟りまでいった状態っていうのは、完全に相手を信頼すること。 相手に選択肢を与えて、何もしないこと。 だから花ちゃんは、今まで通り普通に接して、いつでもその子が態度を戻せるような状態にしておいて、何もしなければいい。」 ------------ めっちゃ勘違いしてたかも。 「完璧な人格者」は、常に全ての人に手を差し伸べて、 他人を「良い」方向に導くよう尽力する人だと思ってた。ずっとそう思ってた。 だから、いつもその「完璧な人格者」と自分を比較して、ダメだな~と思ったり、 そうなりたくて、誰かに「優しく」したりしていた。 「相手を信頼する」 でももしかしたら、これが一番難しいのかもしれない。 じゃあ素直に今、自分が彼女のことを信頼できるかと言われたら、できない。 こ...

壁掛けピアスホルダー

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2年生の第一課題。 テーマは「1年生で習った技術を応用した商品」 私は、【壁掛けピアスホルダー】をつくりました。 【商品について】 壁に掛けるタイプのピアスホルダーです。 使い方としては、フック型ピアスは編み目にフックを引っ掛けて、 スタッド型のピアスは手を後ろから回してキャッチを付けることでピアスを飾ることができます。 壁に掛ける紐は、籐で作りました。 上と横の二ヶ所に取り付けてあるので、 縦向きでも横向きでも、好きな向きで使うことができます。 また、キャッチが落ちてしまった時のために、 キャッチキャッチャーを付けました。 落ちたキャッチがここに集まるので、指で取り出しやすくなっています。 サイズはS,M,Lの3種類あります。 持っているピアスの数に合わせてサイズを選べるようにしました。 お気に入りのピアスだけを特別に飾ってみる、というのもいいと思います🕊️ 違うサイズを並べて飾るのも可愛いです💠♡ 【なぜこれをつくったのか】 私はピアスが大好きで、約70個のピアスを持っています。 もともとは、箱や木製の小さなピアスホルダーに収納していましたが、 数が増えていくにつれ、ピアス同士が絡まったり、目的のピアスが見つからなかったり、、、 どんなピアスを持っていたか把握できず、いつも同じピアスを付けてしまったり。 そこで、リサイクルショップで見つけた網(昔のお煎餅屋さんのお煎餅を干す網)をリメイクして、大きなピアスホルダーとして使っていました。(以前の投稿に写真を載せています) これがとっても使いやすく、個人的にとても気に入っていたので、今回それを竹で応用してみました。 初めての商品開発。 編んだ生地を縁に押し込んで、完成形が見えた時はウルッとするくらい感動しました。嬉しかった! 頭の中にあったアイデアを、スケッチブックに書いて、それが実物として目の前に現れた、、、!!ものづくりの楽しさをちょびっと知ったような気がしました。 . 例えば絵画を飾る額縁のように、美しいものを美しいものに飾ると主役が一層輝くように、 このピアスホルダーにお気に入りのピアスを飾ってもらって、日々のときめく瞬間が少しでも増えたらいいなと思います。 ●サイズ(縦×横×高さ)(mm) 【S】  145×190×40 【M】  210×290×40 【L】  280×39...

豊かさの再考

2年生の商品開発。 私は、通年で1つのテーマを設けることにしました。 テーマは、「豊かさの再考」です。 東京で育って、生物学を好きになり、自然を好きになり、商社に入社。精神的に追い詰められて退社。 「たくさん物を持っていること」「たくさん情報を持っていること」「たくさんの人に認められること」 の豊かさに違和感を持つようになりました。 違和感を感じない、私が考える「豊か」とはなんだろう。 まだ答えは出ていないけど、断片的に見つけられてきたような気がする。 でもそれもまた変わっていく気もする。 「『豊かさ』を考え直す」 その過程がとても意味のあることだと思います。 だから、その道のり自体を表現したいと思って、このテーマにしました。 日常にある「豊か」な瞬間はなんだろう。 例えば、季節の野菜を塩だけで食べる瞬間。 何でもいいんだけど、こだわっちゃう瞬間。 好きなものだけで心を満たす瞬間。 そういった具体的な「豊か」な瞬間を作り出す道具、もしくはそんな瞬間に寄り添う道具として、竹の商品を作りたいと思っています。

思い通りにいかないときもある

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ゴールデンウィーク。 訓練校は、4/30(木)と5/1(金)も休みになるのでなんと8連休になる。 いつもだったら、こんな連休には絶対に遠く&長期の旅行にでかけるのだが、 ばたばたしてて今回はほとんど計画を立ててなかった。 初日の昨日、ふと思い立って日田のシネマテークリベルテに映画を見に行くことにした。 出発前、なんとなくインスタを見てたら、唐津焼の作家さんの秋田菫さんの投稿が上がってきた。 「『唐津やきもん祭り』に出店します 期間中は大体店番しています」 春休みに九州の焼き物を巡った時、唐津の一番館で初めて秋田さんの器を見て、 なぜかすごく惹かれるなーと感じていて、作っている方が私と同年代の女性と知ってすごい納得したのを覚えてる。 線が細くて、上品だけど素材感があって、繊細さと土着的な雰囲気のバランスがすごく魅力的だった。 話してみたかったけど、秋田さんは工房を一般公開にはしていなくて、実際にお話しすることはできなかった。 GWに唐津でやきもの祭りをしているのは知っていたけど、春休みに行ったし、行かなくていいか~、、、と思っていた。 けど、そうかー、日田からだったら高速で1時間半くらいだし、映画見た後そのまま行ってもいいかもな、、、暇だし思い切って行ってみるか! ということで日田で映画を見た後、日帰りで唐津に行くことにした。 どんな人だろう、、、同世代だし、仲良くなれたらいいな、、、わくわく♡ という気持ちで唐津に向かい、会場となるお店に行ってみたけど彼女はいない。 あれ、もう一つの会場の方かな、と思ってそっちに行ってもやっぱりおらず。 最初の会場に戻ってきて、しばらく店の前でうろうろしてから入ろうとすると、 「明らかにこの人だ!」という方が他のお客さんと話しながら出て行ってしまった、、、、! 結局、イベント終了の17時までお店にいたけど彼女は戻って来ず、 彼女の器を一つ買って帰ることに。 しょんぼり。 結局すれ違いすれ違いで会えなかったな、、、、店の前でうろうろせずにサッサと入ってたら話せただろうにな、、、わざわざ唐津まで日帰りで来たのにな、、、、 店の入り口ですれ違った時に声かけたら良かったかな、、、 と、モヤモヤシクシク考えていたけど、一方でもう一つ思っていることもあった。 それは、こういう時、焦って無理やり繋がりを持とうとすると、空回りして逆に繋がりが絶たれ...

これからは気軽に更新します

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  何かモヤモヤしている時、人生の岐路にいる時、 自分の人生に迷っている時に、 自分の中に潜って思考を深掘りする。 そこで考えて言語化できた内容は、「誰かにとっても、何か考えるきっかけになるかも知れない」と思ってブログを更新するんだけど、、、 最近は全然迷ってないんです。 竹細工という、自分に合っていることを見つけられて、 それをただシンプルに頑張るだけ、という日々だから。 考えなきゃいけないことがあっても、それは全部前向きな悩みだから、他人に共有してもな~と思って更新をサボってました。 ちょっと重く考え過ぎていたかもしれない。 これからは気軽に自分の日々のことをここに残していこうかなと思います。 継続ってきっと何かに繋がるよね! ---------------------- 4月から、2年生になりました。 与えられた課題をこなす1年生とは違い、2年生からはゼロから自分で新しい商品を考える商品開発の授業になります。 ゼロからといっても、大まかなテーマが与えられていて、 今やっている第1課題のテーマは「1年生で習った技術の応用」。 卒業までに6つの課題があって、「八つ目編みを用いた商品」、「アクセサリー」、「1週間で5個作れる商品」とか。 今、第1課題の試作をしているんだけど、、、、これが超たのしい! ほとんど研究です。 大学院時代の研究の経験がかなり活きている、、、と毎日感じてます。 実験して、結果をみて、改善点を考えて、また実験する。 生物学の研究は、実験を通して「既にどこかにある答え」を探す作業でしたが、 竹細工の商品の試作は、実験を通して「(自分・お客さんにとって)より良い商品」を作り出していく作業。 答えは自分の中にあって、言葉にならない感性や直感を使って選択していく。 この作業がかなり楽しいです。 生物学は大好きだったし、PCRとかミクロトームを使ったチマチマした実験の作業も好きだった。 だけど、「これが分かって私の何になるんだろう?」という気持ちが薄っすらあって、 たぶんそれが拭えずに、生物学を自分の仕事にするのを諦めたんだと思う。 だからその点、竹細工の商品開発は、実験のチマチマ作業もあれば、クリエイティブでもある。 さらにこうして作った商品がいつか誰かに届くと思うと、もう愛おしくてたまらないですね。 今の第1課題では、「壁掛けピアスホルダー」...