じゃあ私の仕事って一体なんなんだ!!
今、高知にいる。
高知にある竹虎という竹細工工場のインターンに参加するため。
インターンに参加して思ったことを記録しておく。
そもそもインターンに参加しようと思ったのは、手仕事に興味があったから。
去年会社員を辞め、自分にとっての違和感のない生き方を探し始めた。
その中で、手仕事が好きということを再認識して、手仕事を仕事にすることに興味があった。
竹虎の商品をたまたま購入し、インターンの存在を知って、参加することにした。
初日で気付いたこと。
私は、手仕事を仕事にしなくてもいいのかもしれない、ということ。
ちょっと前、松徳硝子というガラス工場を見学させてもらったけど、その時と同じ印象を受けた。
工房ではなく、工場。
作品というより、製品。
確かに扱っているものは職人さんが手仕事で作っているんだけど、その前にビジネスだった。
つくりたいものより、売れるもの。
より質を高く、安価に。
なんていうんだろう、これはこれで自然なことだし、
竹や硝子の文化を守っていくためには儲けないと続かない。それはその通りだと思う。
だけど、私個人がそれをやりたいかと言われると、違うと思った。
私が「手仕事」という言葉を使う時、「作家性」の意味合いが含まれていることを認識した。
私にとっての手仕事は、趣味でいいのかもしれない。
自分が欲しいもの、生活に必要だと思うものを自分でつくる。
それだけで、私にとっての豊かさは満たされると思った。
できることを、すべきことにしなくてもいい。
私は手仕事が得意で大好きだけど、でもそれを収入のメインにして生計を立てる義務はない。
「得意なこと、好きなことを仕事にしなきゃいけない」と、いつの間にか自分にプレッシャーをかけていたことに気付けた。
やりたくないことをやる義務もないけど、
好きなことを仕事にしなきゃいけない義務もない、、、、、。
、、、でも、じゃあ私の仕事って一体なんなんだー!!