手仕事とスイカゲーム
香りの調合を出店をするということで、看板が必要になった。
なんか、普通の看板はやだなあ、、、
ということで、看板を縫うことにした。
分厚い紙に、きりで穴を開けて、レース糸を二本どりしたものを波縫いしていく。
今回は額縁みたいにしてみた。
レース糸は絡まるし、まず穴を開けてからだからものすごく時間がかかるんだけど、
中毒性がある。
他のこともやらないといけないのに、手が止まらなくて、、、
結局、朝始めて気付いたら夜になっていた。
なんかこの感じ、知ってるな、、、
と思ったら。
スイカゲームです。
去年妹に教えられてから、もう誰もやっていないのに私だけ続けてるゲーム。
しかも海賊版。(ウェブでできる無料のやつ)
物理的にスイカ2個は作れないってハッキリしてんのに、
だからもう何もやる意味がないのに、何となく開いてやってしまう。
なんというか、単純作業に集中することで脳みそが休まる感じがして、ついやってしまう。
この感覚が、看板を縫っている時の感覚ととても似ていた。
よく考えたら、昔からこういう手仕事、縫物、細かい作業が大好きだった。
さらに、ただ動物に飛び移って走り続け、走行距離を稼ぐゲームや、
ひたすら定食を提供するゲームなど、「何の意味があるの」系のゲームもハマりがちだった。(だから敢えて始めないようにしている)
点と点が繋がった。
私は、無意識のうちに思考が巡って、常に頭の中で何かを考えてしまうタイプなので、
こうやって意識的に無心になれる作業を求めていたのだ。
まあ、「これ分かったからなんなの」ではあるが、
個人的にピーン!と電流が走ったことだったので書かせてください。
手仕事とスイカゲームの決定的な違いは、生産性の有無。
これから、スイカゲームの時間が手仕事の時間に変わりますように。
縫う看板のご依頼、お待ちしております。