日記



年末、パートナーのお母さんが病気で亡くなった。
その時考えたこと。書いたこと。


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死ぬって何なんだろう。

消える もう反応がない
心臓が止まる 脳が止まる
体が燃やされる 分解される


私は、お母さんの何と話していたんだろう。

声、お母さんの打つ文字、表情

こう考えると、物質的なものを通してだけ、だった。


お母さんらしさは、どこから来ていたんだろう。

脳の構造、体質、無意識の体の反応、、、

お母さんらしさは、物質がまとっている。
少なくとも、私の目には物質的なものからしか感じられなかった。


死んだら、物質的なものはそのままそこにあるのに、死んでいる。
死ぬって実はグラデーションなのかなと思った。

心臓が止まった瞬間=死ぬ ではないのかもしれない。

エンジンが止まる、電子回路が止まる、それに制御されていた体が動かなくなる。

魂というものが仮にあるとしたら、それは、体という物質を通さないと現れない。
常にからあだにまとわりついているものだと感じた。



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